目覚し時計のTAKA



コレダケハイワセテ!
Today's 目覚まし Shot


2004/11/02】 

2004年米大統領選
最終分析






11月2日。現地米国ではすでに米大統領選の投票が始まっている。
米国をそして世界を、ブッシュ政治(Bushism)を肯定する者と否定する者に二分する2004年米大統領選の勝利者は、共和党ブッシュ現大統領か?民主党ケリー上院議員か?
ケリー候補の勝利を祈りつつ、敢えて無謀な最終予想を試みる。

STATE Y20 00 Bush Kerry
WA Washington 11 G 11
OR Oregon 7 G 7
CA California 55 G 55
ID Idaho 4 B 4
NV Nevada 5 B 5
UT Utah 5 B 5
AZ Arizona 10 B 10
NM New Mexico 5 G 5 G→B Zogby B52:K43
MT Montana 3 B 3
WY Wyoming 3 B 3
CO Colorado 9 B 9 ? 分割? Zogby B50:K45
ND North Dakota 3 B 3
SD South Dakota 3 B 3
NE Nebraska 5 B 5
KS Kansas 6 B 6
MN Minnesota 10 G 10  
WI Wisconsin 10 G 10 Zogby K52:B44,Gallup B52:K44
IA Iowa 7 G ? 7 G→B Zogby K47:B46,Gallup B48:K46
MI Michigan 17 G 17
OK Oklahoma 7 B 7
MO Missouri 11 B 11
AR Arkansas 6 B 6
IL Illinois 21 G 21
OH Ohio 20 B ? 20 B→G Zogby B49:K44,Gallup K50:B46
NY New York 31 G 31
PA Pennsylvania 21 G 21 Zogby K49:B46
VT Vermont 3 G 3
ME Maine 4 G 4
NH New Hampshire 4 B 4 B→G K49:B47
MA Massachusetts 12 G 12 Kerry出身
CT Connecticut 7 G 7
RI Road Island 4 G 4
DE Delaware 3 G 3
NJ New Jersey 15 G 15 K44:B43,K48:B48
MD Maryland 10 G 10
DC Washington DC 3 G 3
WV West Virginia 5 B 5
IN Indiana 11 B 11
KY Kentucky 8 B 8
VA Virginia 13 B 13
NC North Carolina 15 B 15 Edward出身B50:K47
SC South Carolina 8 B 8
GA Georgia 15 B 15
FL Florida 27 B 27 ? Zogby K49:B47
MS Mississippi 6 B 6
AL Alabama 9 B 9
TN Tennessee 11 B 11
LA Louisiana 9 B 9
TX Texas 34 B 34 Bush出身
AK Alaska 3 B 3
HI Hawaii 4 G 4 ? G→B?
TTL 538 263 275 過半数270



先日アップした「The Presidency」ー2004年米大統領選中間分析ーにおける予想が変わった部分から、まず取り上げる。

Wisconsin(10)は、上表でお分かりの如く、Zogbyの調査結果( K52:B44)とGallupのそれ( B52:K44)が、正反対の数値を示している。私は中間分析ではブッシュ有利と判断したが、3回に渡ったテレビ討論の結果、流れがケリー支持に傾いたようで、Zogbyの調査結果の方が事実に近いと判断し、2日の投票結果は、ケリー勝利と推測している。

New Hampshire(4)は、当時両候補の支持率が拮抗していたにもかかわらず、中間分析では一応ブッシュのポイントとしておいた。しかしさすがにケリーが磐石の支持基盤を有する東部諸州の一角であるだけに、テレビ討論後にケリーが僅差ではあるが明確なリードを奪ったようだ。ケリーの勝利を予測する。

New Mexico(5)は逆に、ブッシュ支持の南部に位置し、ここへきてZogbyの調査でも B52:K43で、ブッシュの勝利は固まったと言えよう。

Colorado(9)もブッシュの勝利は固そうである。Zogbyの調査は、B50:K45を示している。ここで問題なのは、大統領選と同時に実施される選挙人を獲得投票数に比例して分割するか否かを問う住民投票の結果である。私は、ブッシュ支持多数を反映し否認されるのではと予測する。そうなればブッシュが選挙人9ポイントを総取りするが、万が一住民投票で承認された場合は、ブッシュ6ポイント、ケリー3ポイント獲得となり、ケリーにとっては大きな余禄となる。

Florida(27)がにわかに熱くなった。2000年のゴア対ブッシュの因縁の州でもあり、接戦は当然であり、本来はゴア痛恨の敗北のリベンジに燃える民主党支持者に支えられたケリーが有利であっておかしくない州であった。にもかかわらず私の中間分析の段階でも支持率はブッシュ有利を維持していた理由は、イスラエルの強攻策に対する公然の支持に加えて金持ち優遇政策を推進するブッシュ政権が心地良いユダヤの金持ち連中が、民主党支持からブッシュ支持へ鞍替えしたためであると言われている。
ところが最終盤になって、黒人、移民、若者などの貧困層が民主党支持者の掘り起こしで動き始め、Zogbyの最新の調査では、K49:B47とケリーが逆転した模様である。もしケリーがFloridaを取れば、ケリーの勝利は決定である。

従って、Floridaが取れなかったという前提で、話を次に進めて行きたい。

Ohio(20)、象徴的な州である。2000年は、ブッシュが50%の支持を獲得し勝利した。今回は、最新のZogby、Gallupの調査でもそれぞれB49:K44、K50:B46と、ケリーが終盤に明確なリードを保った形勢となっている。私は、2004年の米大統領選における象徴的州であるこのOhioで、ケリーが勝利すると確信する。

残るのが、Iowa(7)だ。ここが実に不透明である。Zogbyの調査ではK47:B46とケリーリードだが、Gallupの調査ではB48:K46ブッシュリードとなっている。選挙戦最終日の1日、ブッシュはこの激戦州Iowaへ立ち寄った(しかも2ヵ所も)が、ケリーはスキップした。
私は、このIowaでどちらの候補者が勝利するのか断言できない。私が中間分析で、ケリーは絶対に落とすことはできないと言ったこの州であるが、同じ中間分析の中でブッシュの獲得ポイントと予測したWisconsin(10)をケリーが逆転したため、たとえ選挙人ポイント7のIowaを落としてもケリーは過半数を取れるではないか・・・と思われるであろう。

そこでまったく新たに激戦州の仲間入りをしてきたのが、Hawaii(4)である。過去の大統領選の結果から、誰もが疑いなく民主党ケリー候補の州だと認識していたHawaiiが激戦州の仲間入りをしたのは、最近の支持率調査でB46:K45というような結果が出たりしているからである。
10月31日には、チェイニー副大統領が、35分間の演説のため14時間をかけてHawaiiに飛んだ事実が、最終盤になって突如激戦州に踊り出てきたHawaiiの重要性を示している。というのも、Iowaを落としたケリーがたとえWisconsinを獲得しても、Hawaiiをブッシュに制されると選挙人数がケリー268、ブッシュ270となり、敗北してしまうからである。ただこのケースでも、Coloradoの選挙人ポイントが分割となればケリーは勝利できるという、万が一のケースも想定される。


結論として要約すれば、Floridaをケリーが取れば、その時点でケリーの勝利は確定する。
ケリーがFloridaを落とした場合は、Iowaの行方が結果を左右する。ケリーがIowaを制すれば、ケリーは勝利する。
ケリーがIowaを落とした場合は、Hawaiiの行方とColoradoの住民投票の結果が、2004年米大統領選の勝利者を決定する。
以上が、現地時間11月2日の投票日を前にした、私の米大統領選最終予測である。

危機に目覚める米国の良心」という言葉が未だ米国に生きているならば、必ずや民主党ケリー候補が勝利を収める結果となろう。共和党ブッシュ候補が更に4年間大統領を続けるという選択を米国民がすることになれば、いろいろな意味で、「米国に明日はない」と私は宣言するだろう。
(2004/11/02)


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