the NIKKEI-watcher

<Taka remarks>

鳩山由紀夫氏
  



鳩山的反応」とは、このことだ!



4月27日の日経新聞夕刊2面が、次の記事を伝えた。
『民主党の鳩山由紀夫代表は27日午前、東京代々木公園で開いた連合主催のメーデー中央大会で、
「小泉政権になって1年がたち、国民にとっては苦痛の1年だった。
民主党は他の政党とも協力し、連合などの力も得て今年中に政権交代を実現する。
そうでなければ日本には未来はない」
と述べ、年内の政権交代を目指す考えを強調した。』


これだ、これなんだよ!
もう我慢限界だ。これが、私の言う「鳩山的反応」だ。


私はしばしば、ヤフーの「政治」掲示板に投稿する。
私が初めて「鳩山的反応」という言葉を使ったのは、ヤフーへの次の投稿であった(一部手直しあり)。
鳩山的反応 2002年3月17日
メッセージ: 5523
首相になる前、小泉純一郎森派会長(当時)はこう言っていた。
自分が派閥の親分、森前総理から学んだ唯一最大のものは、「総理大臣を辞めさせることは並大抵のことではできない」と言うことだそうだ。
そう言われりゃ、あれだけひどくて支持率が10%台の森前首相ですら、本人が辞めると言わないから、辞めさせるのに自民党は大変な労力を費やした。
小泉首相は、それを知っている。小泉首相は、それを利用している。
マスメディアを操縦して「政治に関心のない」層に売り込んで、今でも40%台の支持率を保って国会でも自慢している。

小泉首相は、靖国に参拝して票をもらう。
官僚に責任をとらせず、代わりに官僚の支持を得る。
票を金で買う奴だけが悪ではない。
日本経済が危機的な時期に、必要とされることをやらず、国内外に混乱を巻き起こしても票のために靖国参拝に固執する、そんな政治家も悪のうちだ。
国民に何も影響がなければ、そういうことをして票を獲得するのも良かろう。
しかし明らかに、靖国参拝は日本経済と近隣外交に実質的損害を与えた。
票獲得の為に国民に損害を与える総理大臣は、総理大臣たる資格がない。

狂牛病の熊沢前次官、武部農相をいまだに泳がせているのも小泉首相だ。
熊沢前次官がどれほどの金額の損害を国民に与えたか、小泉首相に知らないとは言わさない。
2000億円だ。これからどこまで膨れ上がるかわからない。
民間でこれだけ会社に損害を与えれば、懲役実刑2年は下るまい。
農水省で誰が責任をとった?
次官を8800万円の退職金をもらって辞任した人間が責任をとったなどととぼけたことを言ったら、けつをぶっ飛ばすぞ。

小泉首相は、外務省で「三方一両損」をやった。
田中外相は大臣を辞めさせられた。
鈴木宗男衆院議運委員長(当時)は、自民党を離党した。
野上次官(当時)はどうしている?フランス大使になるってか?
小泉首相、とぼけるのもいいかげんにしろ!どこが「三方一両損」だ?
こうして官僚をかばうことで、小泉首相は官僚の支持を得ている。
ムネオは恫喝で官僚の支持を取り付けた。
小泉首相は、官僚の責任をあいまいにしてかばうことで支持を取り付ける。
甘やかされた官僚は、また別の新たな巨額の損失を国民にもたらす。
ムネオだけ切って、それで終わりか?
今日の日本の巨額の財政赤字は、ムネオ的裏切りのみで積み上がったものではない。
はや狂牛病では2000億円が税金から支出される。
司法の手にかかる問題でないからと言って、目にはっきりわかる問題でないからといって、そこの責任をあいまいにしてきたことが、今日の日本の巨額の赤字の大きな要因の一つなのだ。

ムネオと外務省が政官癒着だと大騒ぎしているが、小泉首相と財務省、小泉首相と外務省、小泉首相と農水省、小泉首相と厚労省、すべて政官癒着だ。
なぜそこを問題にしない?
国民がそこを問題にしてこなかったから、官僚の腐敗と無責任が横行するのだ。
小泉首相の政官癒着をなぜ国民は、問題にしない?
小泉首相の政官癒着を、なぜ鳩山民主党は問題にしない?
小泉首相の政官癒着を、なぜこのトピの人たちは問題にしない?

問題にしなければ、第二の狂牛病失政は必ず起る。
そしてまた財政赤字は積み上がる。
その経済失政をごまかす為に、今年度補正で民主党が問題視した「隠れ借金」を小泉首相はやった。
財務官僚の入れ智恵だ。
株の空売り規制をやり、年金に買わせ、吊り上げを図る。
同じく財務官僚の入れ智恵だ。
そういう汚いことをやって、経済の失政を当面ごまかし、内閣の延命を図る。
これが国民に対する裏切りでなくて何だろう?

ムネオ的悪だけが、政治家の悪の姿ではない。
国民に対する影響度から言えば、小泉的悪のほうが、ムネオ的悪より質が悪いかもしれない。
異常に鋭い政治的感覚の所有者「田中真紀子」さんに、ムネオと小泉首相とどちらがより「悪」か、聞いてみたらどうだろう?
私は、彼女の返事はわかっているつもりだ。
早く小泉首相を引き摺り降ろさなければ、日本はメチャメチャにされてしまうぞ。
そういうことがよくわからないことを、鳩山的反応と、私は名づける。


4月27日の民主党鳩山代表の発言、
「民主党は他の政党とも協力し、連合などの力も得て今年中に政権交代を実現する。
そうでなければ日本には未来はない」

これには、本当にがっかりさせられた。
1月21日に召集された第154通常国会は、6月20日頃まで150日間の長きにわたって開催される。
この国会ではすでに、
@衆院で不信任決議案、参院で問責決議案が提出された武部農相の「狂牛病責任問題」
A鈴木宗男議員(当時自民党)と外務省を巡る「あってはならない異例な」関係
Bアフガン復興支援国際会議へのNGO団体参加拒否に端を発し更迭された田中前外相と、外交機密費官邸上納のキーパーソン野上前次官の確執
Cなぜか自民党厚生族の「本丸」小泉純一郎首相一人が固執し、自民党内および坂口力厚労相とその属する公明党の反対を得意の「解散カード」をチラつかせて押し切った「サラリーマン本人の患者医療費3割負担」明記問題
D辻元清美社民党議員(当時)に始まり社民党を揺るがすこととなったが、なぜかダントツの議員数を誇りその中の多数が問題を抱えているはずの自民党の議員が、田中真紀子前外相を除いて何事もなく過ぎ去ってしまいそうな「公設秘書疑惑」
Eかつて自民党総裁の第一候補に名を連ねたこともある加藤紘一元幹事長の「政治資金私的流用疑惑」による議員辞職
Fその加藤氏が官房長官時代に書いてものではないかと見られる共産党が公開した「官房機密費メモ」問題
などが俎上に上ってきた。

この間、小泉首相自身がしばしば解散カードを切ることで、自らの主張を押しとおしてきた。
野党には何度か、小泉政権を「解散総選挙」に追い込めるチャンスが明らかにあった。
にもかかわらず、野党第一党である”鳩山”民主党は、常に最後は「解散」に腰が引けてしまってきたのが現実であった。
この間のいきさつについては、すでにこのホームページに掲載済みの次のコメントをご参照願いたい。
Today's Shot/【2002/03/06】「鳩山代表の”軽々しい”重大な決意」


いったいこの民主党という政党は、何を考えているのであろうかと、何度も焦れったい思いをした。
与党の首相が得意げに何度も「解散カード」をチラつかせ、与党を解散に追い込まねば絶対政権交代などあるはずもない野党が、逆に「解散」カードに腰が引けてしまうという摩訶不思議な「ねじれ」現象には、まったく理解に苦しむ。
悪智恵に長けた「練達の」政治家・小泉純一郎は、民主党を始めとする共産党を除く野党三党と与党公明・保守両党が、内心「解散・総選挙」を怖れていることを熟知している。
そして、政権運営に目一杯それを利用している。

まあそれでも、2002年度予算案の成立という大義の下で、ここまでは野党民主党が小泉政権を、「解散」という最後の手段の実行へ追い込まなかったことは、納得しよう。
しかしいまや、小泉首相の電撃の「靖国例大祭参拝」を契機として、小泉政権は「有事関連三法」、「メディア規制二法」とその政権本来のタカ派の牙を剥き出した悪法とも言うべき法案を提出してきている。
さらに小泉首相は4月23日に首相官邸で記者会見し、郵政関連法案の国会提出を認めながらも内容は了承しないとした自民党総務会などの対応を牽制し、次のように語った。
「もし自民党が民間参入法案をつぶすんだったら、小泉内閣をつぶすのと同じだ。
自民党が小泉内閣をつぶすか、小泉内閣が自民党をつぶすかの戦いになる。よく考えてもらいたい」


マスメディアも国民も、これにだまされる。
ほんとうに悪智恵に長けた奴だ。
政府は26日、来年4月から民間企業に封書・はがき(信書)の集配事業に参入を認める「信書便法案」と、郵政三事業を国営公社に移行する「日本郵政公社法案」を閣議決定し、同日、国会に提出した。
同じくこの日、ヤマト運輸の有富慶二社長は記者会見し、「同法案のままでは、参入する意思はない」と語り、具体的に次の三点を理由に挙げた。

@「信書便法」成立後も信書送達は郵政公社の独占と規定され、民間企業はその適用除外を受けるに過ぎない。
A信書の定義も、依然として不明確
B定義の詳細は運用指針で決めるとしているが、過去の経緯から総務省との信頼関係は失われている。


小泉首相はこの日、首相官邸で記者会見し、郵便事業への民間参入を認める「信書便法案」など郵政関連法案について、
「構造改革の本丸だ。私は譲れない」
と述べ、今国会での成立に不退転の決意で臨む姿勢を強調した。
郵政三事業を国営公社に移行する「日本郵政公社法案」だけを今国会で成立させ、より抵抗が強い「信書便法案」の成立を先送りする考えが与党内で浮上していることに関しては「ありえない」と明確に否定した。
そもそも2003年度からの郵政三事業の公社化は、小泉首相が誕生する以前においてすでに自民党の決定事項であった。

小泉首相が23日に、「もし自民党が民間参入法案をつぶすんだったら、小泉内閣をつぶすのと同じだ。自民党が小泉内閣をつぶすか、小泉内閣が自民党をつぶすかの戦いになる。よく考えてもらいたい」と、例によって「伝家の宝刀」葵のご紋をチラリとのぞかせたときも、はっきり民間参入法案と語っている。
私は政府が「郵政関連ニ法」を国会に提出した26日の深夜、ヤフーの「政治」掲示板に怒りの投稿をした(一部手直しあり)。
姑息・小泉首相の「深謀」 2002/ 4/27 メッセージ: 17899
 さあみんな、天才詭弁家の小泉首相に騙されるなよ。

元々小泉首相の「郵政民営化」なんて、言って全然損がないという意味での得意のパフォーマンス以外の何ものでもなかった。
いかにも国民受けする選挙用の「小泉チラシ語録」以外の何ものでもなかったのだ。
郵政事業が現在の社会において担っている役割は、単に選挙の集票マシーンのみにとどまらない。
国税の通常検査の埒外におかれる郵貯資金は、これまで政治家の税金逃れの有力手段を提供してきた。
莫大な現金を集める簡易保険は、株式市場下支えや国債買い支えの有力資金となってきた。
株式市場の下落により、現在郵貯全体の採算はかなりの債務超過となっていることが推測され、今後国債の下落により一層の損失表面化が予想される。

「郵政民営化」が真の改革足り得るためには、選挙の大量票の喪失を受け入れ、政治家自らが税金逃れの蜜の味を諦め、郵貯会計で国が莫大な損失を表面化させねばならない。
これらをきっちりやらない限り、例え公社化しようが民業補完の原則に立ち戻ることなど不可能だ。
単に不可能であるだけでなく、公社という公務員企業が更に増えるだけで、JR,JT,NTTなどに加えて、全体としてますますニッポン社会主義体制が強化されるだけの結果に終わってしまうのは、ミエミエだ。
ましてや郵便事業に民間参入を図るだけの「信書便法案」なぞ、規制改革の観点からもやって当たり前のことで、「改革」の名にはほとんど値しない代物だ。
ところがどういうわけかこの「郵便事業民間開放」にもっとも力を入れている小泉首相は、先日「自民党がこの法案を潰せば、自民党が小泉内閣を潰すか、小泉内閣が自民党を潰すかの戦いになる」と、またまたまた「伝家の宝刀」葵のご紋をチロチロ見せている。

さあみんな、稀代の詭弁家小泉首相のこの猿芝居に騙されてはいけないよ!
小泉首相は「解散恫喝芝居」をやることで、国民みんなの目をこのチンケな「郵政関連法案」に向けさせようと狙っている。
郵政関連法案」は、天才的に悪智恵に長けた小泉首相の「目くらまし」だ。
こんな「郵便事業民間開放」などというチンケなテーマで国会が簡単に解散できるか、このドアホ!(すいません、言葉悪くて)
「悪智恵に長けた小泉首相は、実は解散できない「郵政関連法案」に解散風を吹かせることで、こちらは完璧に解散対象となり得る超重要法案の「有事関連三法」や「メディア規制二法」から国民の目をそむけさせ、どさくさに紛れてその超重要法案を、先日の「靖国例大祭参拝」で見せたような姑息なやり方で抜け駆け的に成立させようとを企んでいるのである。
成立させてから解散しようという腹だろう。
ほんとに油断も隙もないこずるい男であることか。

さあみんな、しっかり小泉首相を見張ろうぜ!悪いことをしないようにな!


鳩山民主党代表は、「有事法制三法」、「メディア規制二法」、「健康保険法改正案」、あるいは「郵政関連ニ法」や「官房機密費」問題への対応を、今国会でどうするつもりなのであろうか?
鳩山代表は、こう語った。
「小泉政権になって1年がたち、国民にとっては苦痛の1年だった。
民主党は他の政党とも協力し、連合などの力も得て今年中に政権交代を実現する。
そうでなければ日本には未来はない」


今年中に政権交代を実現する」という意味は、今国会では何事も起らないということと同義である。
悪法とも呼べるような超重要法案二本すなわち「有事法制三法」と「メディア規制二法」、このいずれもが廃案になるようなことがあれば、せっかくタカ派の牙を剥き出した小泉政権の足場はガタガタに崩れてしまうのではなかろうか?
小泉首相としてもこの二法に関しては、たとえ今国会を延長しても、「修正」程度で是が非でも成立させたいと考えているはずである。
国民が基本的人権である「国民主権」や「言論の自由」をおびやかされるかもしれないと不安に感じているこの超重要二法案をこれから審議していこうという国会を前にして、どのような観点から野党第一党たる民主党の鳩山代表は、「今年中に政権交代を実現する」などというのん気な言葉を口にすることができるのであろうか?


これらのことはやはり、そういうことがよくわからない鳩山的反応から来ているのであろうか?
野党第一党がしっかりしているかどうかは、政治に緊張感が生まれるかどうかにとって重要なキーである。
野党が「解散・総選挙」を望まず、与党の小泉首相が年がら年中”みだりに使用してはいけない”「解散カード」を振り回しているという政治の現状は、どう考えてもおかしい。
いったい「鳩山民主党」って、何ものなんだ?
いみじくも鳩山代表は、こうも言っている。「そうでなければ日本には未来はない。」
野党第一党たる民主党代表がそのような鳩山的反応では、確かに日本に未来はなさそうである。

これで終わりとならないところが、鳩山的反応鳩山的反応である所以なのだ。


4月28日日曜日、衆院和歌山2区と参院新潟選挙区の両補欠選挙が投開票された。
和歌山2区は、自民党公認で公明、保守推薦の元海南市長、石田真敏氏(50)が、新潟選挙区は、無所属で民主、自由、社民、無所属の会推薦の元参院議員秘書、黒岩宇洋氏(35)が、それぞれ初当選を決めた。
さらに汚職事件での前知事逮捕、辞職に伴う徳島県知事選も同日投開票され、無所属新人で民主、共産、社民推薦の元県議、大田正氏(58)が初当選した。
自民党は和歌山で議席を維持したものの新潟で議席を失い、徳島県知事選でも野党系候補に競り負けた。


この野党に傾いた勢いに気を良くした鳩山民主党代表は28日夜、名護市で記者団に、
小泉内閣は総辞職すべきだが、しないなら解散・総選挙を求める
と語った。
この鳩山氏は前日、「今年中に政権交代を実現する」などとのん気なことを喋っていたあの民主党代表の鳩山由紀夫氏と同一人物である。
一方で与党側の小泉首相が、”みだりに使用してはいけない”「伝家の宝刀」解散カードを、チロチロ見せびらかしたかと思うと次の日には「解散しない。任期までやる」と言うかと思えば、野党第一党の民主党鳩山代表は、「今年中に政権交代を実現する」と言った翌日に、「小泉内閣は総辞職すべきだが、しないなら解散・総選挙を求める」などと正反対のことを言う。
なんなんだ、この政界「ねじれ」現象は?


これが、これまで何度も繰り返されてきた、鳩山民主党の鳩山的反応である。
聞きなれない言葉鳩山的反応の意味するところを、読者のみなさんはなんとなく感じていただけたであろうか?
日本の政治には、自民党の対抗軸が欠けている。
国民にとって大変不幸な事態だ。
民主党の皆さんには、是非ともこの鳩山的反応から脱却していただきたい。
私の見るところ、残念ながら鳩山由紀夫氏に、民主党代表の荷は重過ぎるようだ。
人物が良すぎるせいかなとも思う。

私のような吹けば飛ぶような人間に、いつまでも鳩山的反応などと嫌味を言われてはウザかろう。
日本の政治の質向上のため、日本の「守旧」を体現する自民党の対抗軸となることを期待している多数の国民のために、民主党は是非この鳩山的反応から早期に脱却されんことを、心から願う。
(2002/05/01)
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