目覚し時計のTAKA




Taka notes

2005年4月



◇2005年4月26日(火)◇


今日は、NHKテレビの「プロジェクトX」を見て、感動した。
スエズ運河掘削に挑んだ水野組(現・五洋建設)の水野哲太郎と海洋土木技術者たち。
世界に冠たる日本人が、そこにいる。同胞として誇らしい思いで一杯だ。
にもかかわらず、一方に、「うそ」と「怠慢」と「傲慢」と「無責任」で塗り固められた行政を支配する官僚王国・公務員天国があり、それに群がるシロアリ共の既得権益集団が日本を食いものにしている。
資源エネルギー庁の広報費無駄遣いの最大のポイントは、約1.8億円と言われるエネ庁から(財)社会経済生産性本部へ支払われた人件費だ。
要するに国民が支払った電力料金に含まれる電源開発促進税の一部が、経済産業省の外郭団体の天下り役員を養う財源になっているということだ。更には、エネ庁職員には、監修料名目のキックバック・プール金の疑念がある。

「イイやつ」。「ワルイやつ」。それらが、曼荼羅に織り成されて、社会が構成されている。
イイものは、イイ。ワルイものは、ワルイ。なぜ、そうはっきり言えないのだろう?
高遠さんらのように、イイものがワルイとされ、小泉首相のように、ワルイものがイイとされる社会は、もう卒業しなくてはいけない。
国民一人一人が、日本と日本人について、誇りを持って語れるような社会でなければならない。
19日に、「自分の靖国神社参拝が中国国民の心情を傷つけているのではないと思う」と否定した人間が、胡錦濤中国主席との会談欲しさに、22日のアジア・アフリカ首脳会議で突然、村山談話を持ち出して「過去の植民地支配と侵略を謝罪」してみせる。
真にそう思っているのなら、もっと早く言えってんだ。
胡錦濤主席との首脳会談では、お得意のヘラヘラ笑いを精一杯披露して、「外相会談と首脳会談では、言うことが別であっていい」などと訳の分からないことを言ってみせる。
だが、彼らはもうわかっているのだよ、小泉首相の本性を。日本の国民より、よく分かっているかも。
こんな恥知らずで嘘つきで傲慢な小泉純一郎を、いつまでもわが祖国の首相にしておいてはいけない。
早く辞めさせて、日本国民が心から祖国と同胞を誇りに思う国を、自分たちの手に取り戻さなければいけない。


◇2005年4月20日(水)◇


小泉首相は首相官邸で19日昼、「首相の靖国神社参拝が中国国民の心情を傷つけているとの指摘があるが」という記者団の質問に答え、

私はそうじゃないと思う。これは不戦の誓いと戦没者への哀悼の念で参拝している」と語った。

記者団の質問は、北京で17日夕に開かれた日中外相会談における中国の李肇星外相の発言を元にしている。
同外相は日本の町村信孝外相に対し、小泉首相の靖国神社参拝について、「中国、アジアの人民の感情を傷つけた」とあらためて批判した。

中国の外相が、「(小泉首相の靖国神社参拝が)中国、アジアの人民の感情を傷つけた」と明言した。
これに対し小泉首相は、「私はそうじゃない(自分の靖国神社参拝が中国国民の心情を傷つけているのではない)と思う」と否定した。
これで終わりである。これが外交か?これが日本の首相の言う言葉か?

小泉首相の発言を注意深く聞いていると、大概このパターンが現出する。
日本人の中にも、近隣諸国との友好の観点から、小泉首相の靖国参拝に疑問を抱く国民はたくさんいるはずである。
少なくとも日本の首相であるなら、そのような国民の気持ちを無視することは許されないはずだ。
しかし現実は、小泉首相と日本のメディアは、ほぼ完全にそのような国民の気持ちを無視し、黙殺している。

小泉首相が「シロ」と言えば、「クロ」もシロに見える多数の日本国民が、彼を「日本国首相」として支持すると言うなら、それはそれでいいではないか。
日本は、独裁者・小泉純一郎の思うがまま。好きに引っ掻き回すがいいさ。
外見は一見緑青々とした葉に覆われて立派に見えるが、内実はシロアリに食い尽くされてガランドウの巨木「日本」。

ハテサテ、いつまで持つことやら。


◇2005年4月15日(金)◇


4月8日の読売新聞朝刊一面トップを飾った記事の大見出しは、こうだ。

エネ庁”ムダ広報費” 支出財源電気料金の一部
職員用マニュアル 1冊40万円
原発ホームページ 3年で10億

同日の衆院経済産業委員会で民主党の細野豪志議員が質問予定の、経済産業省資源エネルギー庁による多額の公費無駄遣いの実態をスクープした内容である。
羊の如く従順な日本国民が、それでも笑って見過ごせる話か、内容を検証してみよう。

まず金の流れを追ってみたい。
我われ国民は通常、電力料金を電力会社に支払って電気の供給を受けている。
国民が支払うこの電力料金の中には、電源開発促進税が含まれている。
電力会社経由で同税を徴収した国は、経済産業省資源エネルギー庁所管で原発の周辺整備などを使用目的とする「電源開発促進対策特別会計(電源特会)」の財源にこれを振り向けている。
特定の事業のために支出する「特別会計」は、国の予算において一般的な経費を扱う「一般会計」から切り離されて運用される。
現在、空港整備や道路整備など32会計があり、2005年度予算の総額は、一般会計歳入・歳出82.2兆円に対し、特別会計は歳入449.2兆円歳出411.9兆円となっている。

電源特会は、住民感情などから立地の難しい原発の建設を円滑に進めるため、立地する市町村などに対して道路や公園、公共施設などを建設する交付金を支出したり、新エネルギー開発に補助金を出したりする目的で1974年に設けられた。
現在、土地の確保を主眼に置いた電源立地勘定と、石油に替わるエネルギー開発用の電源利用勘定があり、2005年度予算の規模は、立地勘定が2163億円、利用勘定が2329億円である。
しかし、95年の高速増殖原型炉「もんじゅ」の事故や99年の茨城県東海村のジェー・シー・オー(JCO)施設での臨界事故の影響で原発の立地計画が遅れ、90年代後半から毎年剰余金が増え始め2003年度には約2793億円に達した。
ただ、2004年度決算では、約934億円まで縮小する見込みとなっている。
会計検査院は2001年度の決算検査報告で、「資金滞留を解消するための措置を検討する必要がある」と指摘していた。
電源特会は、「安定した税収があるため歳入の増減を心配せずに予算編成できる仕組み」(財務省幹部)であり、予算が余る状況が続いても、「原発の周辺整備はいずれ支出しなければならない」(資源エネルギー庁)との理由で、硬直的な予算制度の下で予算規模は毎年維持される。
このため、予算のチェックが甘いとの指摘や、使い方が不透明という指摘が尽きないのが実情だ。

こういった状況下で、民主党細野議員が中川昭一経産相傘下の資源エネルギー庁による公費の無駄遣いを追求した。その内容は次の通り。

@実務評価マニュアル」作成費用

広報の実務と成果を評価する際の留意点をまとめた資源エネルギー庁職員用マニュアル作成を、広告代理店に委託。
  2003年度は350ページのマニュアルを100冊作成・・・約3900万円也
  2004年度は270ページでこれまた100冊作成・・・・・・約3000万円也

内容は、○取材対応の仕方 ○印刷物の制作工程 ○車内広告枠の種類 など。
例えば、「取材対応の留意点」と題する箇所には、
  記者からの問い合わせは、たらい回しにしない。
  記者が反感を持った場合には、批判的記事へとつながりかねません。
などと書いてあるそうだ。
「参考資料」では、
  「議事妨害への対処」→会場からヤジがあった場合→コーディネーター「議事進行の妨げになり
  ますので静粛に願います」→ヤジが止まない場合→プラカード”静粛に”を掲示
などごく一般的な会議の進行法が書いてあるそうだ。

8日の読売朝刊の記事によれば、資源エネルギー庁の担当者は、「年間広報予算が約80億円と多いので、効率的に使うための統一的マニュアルが必要だった。その作成には下調べなどで手間がかかるので、制作費は適正だったと思っている」と語ったそうだ。
年間広報予算が多けりゃ、減額すりゃいいだけのことだ。
この程度の内容で、1冊30〜39万円もかけるか。
しかも何で毎年作るんだ?大半の内容は同一だろうが。

まさに「官の常識は、民の非常識」の典型で、我われ国民の血税を、自分らの小遣いのように考えているとしか思えない。こんな連中の給与に我われの税金が支払われているかと思うと、煮えくり返る思いである。

A原子力発電PR用HP「原子力情報なび」と「原子力のページ」運営費用

この費用に、2003年度/約3.4億円 2004年度/約3.5億円 2005年度/約2.9億円、3年間で合計約10億円を費やしたという。

HP「原子力情報なび」の中に、原子力に関する国民からの質問にHP上で回答する「原子力なんでも相談室」がある。
相談に答えるための経費として上記HP運営費とは別に、2003年度/約1.2億円 2004年度/約1.3億円 2005年度/約1.3億円の予算付けをしている。
その経費の一部には、いずれの年度にも1回あたり6万2千円の「出張説明旅費」として1,240〜620万円、150uの「事務室借料」として2,160万円が計上されていた。
ところがである。読売の調べでは、相談業務のために、「出張は行われていなかった」「事務室の費用はかかっていなかった」という。
事実なら、資源エネルギー庁による虚偽内容の予算申告である。
大体、お役所たるものが、質問者のところへ説明に出向くわけがなかろうが。
「国民からの質問にHP上で回答する」ともはっきり書いてあるではないか。


実は、ここに更に大きな問題がある。
経済産業省所管に財団法人・社会経済生産性本部がある。
http://www.jpc-sed.or.jp/
資源エネルギー庁は、同財団法人に6つの業務を委託しており、上述の「原子力情報なび」「原子力のページ」2つのHPの運営業務もその中に含まれている。HP「原子力情報なび」の1サイトである「原子力なんでも相談室」もまた当然委託業務の中に含まれる。
http://www.atomnavi.jp/
http://www.atom.meti.go.jp/
要するに、資源エネルギー庁は、原子力発電PR用HP「原子力情報なび」「原子力のページ」の運営業務を、(財)社会経済生産性本部に丸投げしているということである。
そして何と、民主党細野議員の質問によれば、資源エネルギー庁から業務委託された(財)社会経済生産性本部は、上記2HPの運営業務を含めた6つの委託業務の大半を、更に外部に丸投げしているということだ。

2003年度、資源エネルギー庁は2HP運営業務のため約3.4億円と「原子力なんでも相談室」運営業務のため約1.2億円、合計約4.6億円の予算付けを行った。
ところが、9日読売朝刊の”公費の行方 特別会計の闇”によれば、(財)社会経済生産性本部から聞いた話として、同本部が2003年度にHP運営の外注費に費やした金額は約1.4億円、「原子力なんでも相談室」の回答をHP上に打ち込む作業などを民間企業に外注した費用が約0.6億円、更には2HP運営業務を含む6つの委託業務に対して同本部がエネ庁から受け取った人件費などが約1.8億円であったと記述している。
結局、(財)社会経済生産性本部で費やしたコストは、どう見積もっても約3.8億円以下だったということだ。
これに対して資源エネルギー庁は、約4.6億円の予算付けをしていた。2004年度、2005年度も同様であったという。

資源エネルギー庁から請け負った6つの委託業務の大半を外部に丸投げしている(財)社会経済生産性本部が、なんで約1.8億円の人件費をもらえるんだ?(財)社会経済生産性本部の人間のやったことは、丸投げするだけではないか。それで約1.8億円の給料がもらえるのか、お役所仕事というのは?

8日、経産省のHPの年間運営費が約130万円であることと比較した細野議員の質問に、中川経産相は次のように答えた。
「(経産省とエネ庁で)ケタが2つも違う。きちんとした形で調査し、早急に(国会に)報告させる。」
また、「エネ庁は、監修料をとっていないか?」との細野議員の質問に、資源エネルギー庁の安達健祐・電力・ガス事業部長は次のように答えた。
「一切ないと私は思っているが、よく調べて見る。」

8日の読売朝刊”公費の行方”は、電源開発に詳しい清水修二・福島大学教授の言葉として、次のように伝えた。
電源特会は、エネ庁などが自由に使える既得権益になっている上、多額の剰余金が生じているため、公費の無駄遣いを生み出している。予算支出の透明化を図るため、国民の目が届きにくい特別会計を廃止し、一般会計に一本化すべきだ。
中身のない「郵政民営化」一本やりの小泉純一郎首相は、なぜかこのような至極最もな意見には決して耳を貸さない。

我われ国民は、中川経産相の調査報告と安達エネ庁電力・ガス事業部長の調査結果に注目しよう。
従来のように、決してうやむやの結果に終わらせてはならない。
それが、「真の」日本国民の務めだから。


◇2005年4月2日(土)◇


NHK放映の韓流ドラマ「美しき日々」が、遂に終わった。
私は結局、「冬ソナ」は一度も見なかった。何曜日の何時に放映があったのかすら、知らない。
「美しき日々」も途中から見始めた。土曜日の夜11時過ぎという放映時間も、私にとっては良かったのかも知れない。
一度見て・・・そしてハマッタ(^^;)以来、今日の最終回まで、欠かさず見た(^^;)
自分でも、よく、この韓流ドラマの何にそれほど惹かれるのか、考えた。
まず演じる若い俳優たちの表情に、日本の若い俳優たちにはめったにお目にかかれない、シアリアスなものを感じた。
特に、目である。日本のテレビに年がら年中登場してお馴染みの若いタレント連中の目は、あまりに薄過ぎる。
多分、日本よりはハングリーな環境から生じたと推測される韓流の若い俳優たちの目は、少なくとも日本の商業主義で汚染されたテレビに甘やかされた同じ年頃のタレント・俳優たちの目と比較して、より輝きより深みを帯びているように感じた。
ドラマの筋立ても、他の韓流ドラマは見てないのでわからないが、少なくともこの「美しき日々」に関する限り、ヒット曲を争う音楽業界の内幕という現代社会の最先端の場に題材を取り、親子兄弟の骨肉の争い、純愛、白血病という内容自体は古典的ながら、オートバイ、車、海辺・川辺の美しい映像を交えての如何にも現代的スピード感溢れるテンポは、企業もののハリウッド映画のような雰囲気すら感じさせるものであった。

そして最終回を迎えた今日、見終わって私は、自分がこの韓流ドラマにハマッタ最大の要因が何であったのか、初めて気がついた。
それは、「美しき日々」の主役の1人、チェ・ジウ演じるところのヨンスという女性である。
ヨンスは美しい。優しい。そして今日初めて自覚したのだが、とても勇気のあるタフな女性である。
この自立し、人に甘えず、真に勇気があって心のタフなヨンスという現代女性。彼女こそこのドラマの真の中心人物であり、私が無意識に惹かれてこのドラマを見続けた真の存在であった。
もちろん、ヨンスのような女性が現実社会に存在してほしいと思うが、実際はドラマの中にしか存在しないのであろう。
しかし、この韓流ドラマにすっかりハマッてしまった私は、心の中でこう呟く。
「ヨンスのような優しくてしかも勇気あるタフな現代女性は、韓流ドラマの中には存在できても、日本のドラマの中には当分存在しないだろうなあ」と。

小泉内閣が、竹島を巡り、韓国政府・国民との軋轢を強めている。
私は正直、竹島問題はその歴史を深く調べていないので、よくわからない。
ただ、小泉首相の北朝鮮・金正日に対する外交姿勢を見てきた者には、なぜ北朝鮮より親密であるはずの韓国を相手に、ここまで外交をこじれさすのか大いに疑問がある。
韓国国連大使は、「周辺国の信頼を得ず、歴史も反省しない国が国際社会の指導的な役割を果たすことには限界がある」と、日本の常任理事国入りに反対する立場を表明した。
小泉政権は、国民の拉致は許せても、島の帰属は我慢ならないとでも言うわけか?国民の安全の危機には寛容でも、国家の領土の危機には不寛容というわけか?
国民をなおざりにして国家を重んずるこういう態度を、「国家主義」というのではないのか?
中国との間には、尖閣諸島の問題がある。ロシアとの間には、北方4島の問題がある。
日本はそのすべてに対して、日本領土帰属を主張している。他方、サンフランシスコ講和条約は不平等条約であった、東京裁判は国際法上違法だ、と主張する輩もいる。
古来、領土問題の行き着く先は、戦争と決まっていた。
ここまで来ると、日本は、現小泉政権は、どこへ行こうとしているのかがおぼろげに見えてくる。
日本には、北朝鮮の核保有に対抗するためには、日本が核武装するしか解決策はない、と主張する輩もいる。
小泉首相がテロリスト金正日に寛容なのは、彼らに核を持たせたままにしておくことによって、日本の核武装の口実にしたいがためと推測する私のような者もいる。
私は、竹島や尖閣諸島や北方4島の帰属が真実どうあるべきかはわからない。
しかし、はっきり言えることは、今になってサンフランシスコ講和条約や東京裁判を否定するのは、正に「歴史を覆す」ような所業だということだ。
また、北朝鮮の核兵器保有に対抗して日本の核武装を主張する連中は、負け戦がほぼわかっていた第二次世界大戦に参戦した当時の軍部の連中と類似の思考回路を持つように思われる。
小泉純一郎には、自己の面子や利害のためには、国民を犠牲にしても何とも思わない国家主義者の顔がある。


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