目覚し時計のTAKA




Taka notes

2003年5月




◇2003年5月21日(水)◇

5月12日深夜、サウジアラビアの首都リヤドの高級住宅地区3カ所で起きた連続自爆テロは、明らかにアルカイダの手口を示していた。その自爆テロが、米国人8人を含む34人の死者をもたらした結果が、その明白な情況証拠と言える。
私は、読者に問いたい。このアラブ人による自爆テロは、許されることなのか?と。そして、許されるのならば、なぜなのか?と。
米国による強引なイラク攻撃がこの自爆テロを誘発したとの見方は、国際的に見てもほぼ共通であろう。では、米国がイラクに理不尽な先制攻撃を行ったから、このイスラムの報復自爆テロは許されるのであろうか?



◇2003年5月17日(土)◇

最近フト思うことは、政府、国民、経済学者それこそ日本国民こぞって日本の金融を支えるメガバンクの破綻・・というか国有化を願っている日本の現状は、ちょっとおかしいんじゃなかろうかーーという点である。
もし日本がその言葉通りの自由主義・資本主義経済を信奉する国であるならば、その根幹の金融を支えるメガバンクが破綻しそうで国有化しなければならない事態というのは、大変な状況であるはずである。
ところが、政府の財政金融を束ねる立場の小泉、竹中、塩タレ爺が、「日本の経済の実態は、それほど悪くはない」などと公言する一方で、その政府、国民こぞってメガバンクの実質破綻・国有化を願っているように私には感じられる。これってちょっと資本主義経済国家としては、異常な感覚ではなかろうか?

彼らは、メガバンクへの数兆、数十兆円の公的資金の投入など、朝飯前のように思っているフシが感じられる。それって国民の税金を湯水の如く浪費するのが商売の政治家・官僚が考えるのはわかるが、税金を支払う立場の一般市民までが国有化を願う現状は、異質の感覚としか言いようがないのではなかろうか?
”りそな”の国有化が決定して、次は”みずほ”だと叫んでいる輩がいるが、”みずほ”が国有化されれば”UFJ”,”三井住友”の公的資金投入は避けられそうもないし、そうなれば”東京三菱”への波及も避けられなくなると予想される。
メガバンクすべてを国有化して、いったいその後の日本資本主義経済建て直しの見通しは立っているのであろうか?

多分、このような金融の中枢を担うメガバンク国有化に対するとても「軽い」日本的な感覚は、国際的に見てまったく「異質な国」日本の異質な金融システムにその真因があるのではなかろうかーーというのが、最近の私のごく単純な感想である。
その異質とは、メガバンクを遥かに凌駕する巨大な郵政公社簡保・郵貯資金の存在である。もし日本に郵便局の存在がなかったなら、メガバンク国有化に対する国民の反応はまったく違ったものになっていたのではなかろうか?
ということは、これまでも「金融社会主義」という言葉で表現されていたように、日本の金融システムの現状はすでに社会主義そのものであったのかもしれない。メガバンク国有化とは、それの単なる表面化の儀式に過ぎないのではなかろうか?

そうであるならば、日本が資本主義国家であるなどという幻想からいい加減に目を覚ましてもらいたいものだ。日本は「談合国家」である。お隣の共産中国から自国よりより共産主義的だと揶揄されるほどの、日本はすでにお上がすべてを取り仕切る国家社会主義の国であるということだ。


”りそな”の減資の話が喧しい。・・・あるのかないのか?
しかし、政府が正義面して”りそな”に公的資金を投入して経営者の首をすげ替えるというのであれば、”りそな”の株を持っていない大多数の国民の税金を借りて投入する以上、将来損失になるならないは別にして、現時点での株主責任を減資という形で問うことは、いろはのいの字だと思うんだが。。。
大部分の極小株主の名を借りて、実は裏でいろいろしがらみのある大株主を救うために減資は行わないというのであれば、それはそれで「悪の枢軸」としての筋は通るんだが、そんなことは億尾にも出さず弱小株主の保護を口実に、減資無しで押し通すのかどうか、筋を通して減資をせざるを得なくなるのか、小泉無責任内閣のトタン屋根の上の猫踊りをジックリ見物させていただこうと思っている。月曜日が楽しみだ〜!

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